T-15-50

〔問50〕 建築物の材料に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。

集成材は,単板等を積層したもので,伸縮 ・ 変形 ・ 割れなどが生じにくくなるため,大規模な木造建築物の骨組みにも使用される。

図一般の集成材の製造工程
2 木材の強度は,含水率が大きい状態の方が大きくなるため,建築物に使用する際には,その含水率を確認することが好ましい。
× 乾燥状態の方が木材の強度は高い。
3 鉄筋コンクリート造に使用される骨材,水及び混和材料は,鉄筋をさびさせ,又はコンクリートの凝結及び硬化を妨げるような酸,塩,有機物又は泥土を含んではならない
〇 鉄筋は錆に非常に弱いため錆を起こさせるものは含んではならない。
4 鉄は,炭素含有量が多いほど,引張強さ及び硬さが増大し,伸びが減少するため,鉄骨造には,一般に炭素含有量が少ない鋼が用いられる。

正解 2

 

 

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